忘れたいから思い出せない

仕事、途中で完全に放置して19時半、新宿から原宿へ。

浅野さんの企画、『忘れたいのに思い出せない。』
今日はちゃんと最初から見れた
全部面白かった
行って良かった。


鳥を見たはアコースティックverだった。


今、終わって帰りなんだけど、きゅっと結んでいた糸をほどいたような、閉じていた箱の蓋を開けて、中から光の粒が広がっていくような感覚になってる。
胸の奥にしまっておいた何かが弾けたみたいな感覚で、生々しいsuperegoの表面がさらけだされて、言葉の海をトリップしながら帰ってます。鳥だけに。

ずっと昔のことやこの前のことや、勝手に記憶の蓋があいてしまったみたい。
形ある物質が小さな箱の中にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、蓋を開けた途端に広がるエントロピーの妙。とりあえず何もいらないや、みんなみんなあげる。気になっていた小さなこと、聞こえてくる人々の心の軋み、みんなみんな消えてなくなってく。

忘れたいこと、忘れてしまえればいい。また箱の中にしまってなかったことにする。そして、あなたがあの時言った言葉を、私は思い出せない。
うん、みんなうまくいくといいね。


今日のライヴの色は花柄。一面に咲き広がる花。白い花が広がって、アニスの薫りがしてる。誰かがその先を歩いてる。私の先をゆく。そのイメージ。


帰ってほうれん草食べて仕事して寝ます。明日も仕事だ。締め切り間に合うかな。