even when they tore the wall down

8月15日終戦記念日
満月マイナス1の夜に誘われて、六本木club edgeへ
LAPIZ(g.Vo)+山崎怠雅(b)+富士孫六(ds)
ライブを観にいく。とても楽しかった。
lapizさん、やっぱり凄い。
周りのお客さんも言っていたけど、このまま終わって欲しくなくて
ずっと聴いていたい、観ていたいと思うステージだった。
硬くて頑なな水の上では、こんな風に音の塊は転がらない。
何の迷いもなく心を預けて楽しんでいられるのは
この三人が元々持ってる柔軟な感覚のせいなのかな、って思った。


今後数年か数十年か数ヶ月か数日かわからないけど
生きていくのに大切なことを、ここ最近で学んでいる気がしてる。


そこらじゅうに落っこちている吹き溜まりに足を捕られる人々
透明な吹き溜まりに気付いて罠をしかけて喜んでいる人々
人の少ない六本木で一人、鉦の音を聴いていた。
ひずみに仕掛けられたドル札束に爆竹を投げ入れて
暴動と地震で死んだ魂を精霊船に乗せて
ダイヤモンドプリンセスが生まれた海へ、弔う夜に音を聴いていた。