紙縒


信濃屋に骸骨のお酒を買いに行った後、都内某所へ
自分が作ったA4群を確認するため
一度修正依頼を受けていたんだけど
どうやらその依頼は最初の某氏からのものだったらしい
こんな私のものに、プロに見ていただいて本当に恐縮です。。。
その文字そのものがデザインであることの意味は昔師匠に習いました。


一体何人の人が見て、どんな出会いがあり、どんな涙の夜があるのか
そんなシーンの手伝いになれるのだとしたら
私は少しも生きている価値があると思えないのだけれど
1日も早く死んでしまった方がいいと日々思うのだけど
誰かの役に立てることは幸せなことだと思う
人々は思いを込めて手のひらで紙縒を捻る
ただその紙縒を使っているだけ
私は手の中の紙縒に生かされている
名前なんてプロフィールなんていらないのだ


もし、私の制作物を見る人がいるその時には、
その人が一番大切な人に裏切られることがないように
すべての神様にお願いします。
かなり強めの魔法をかけておいてください