胸に仕舞って

rottenlily2005-04-11

「昨日の 翳みを 胸に仕舞って」という言葉がふっと胸に浮かんで、詩を書いた。カラーは百合の次に好きな花で、最近、帰り道のスーパーの花屋さんで、いつも買って帰ろうか迷う花である。

言葉を書くことはとても恐ろしいことで、詩は霊感で書くものではない。そんな怯えの中に最近暮らしていた。元々くだらない詩ばかりを書いていたし、私は「書けない」ことに気付いた時、それでもいいと思った。下らない詩でいい、書かなければ前には進まない。

ROTTENLILYの相互リンク先でもあり、大学4年間を同じ心理学部・ゼミで過ごした絵描きのOちゃんと渋谷で飲んだ時(彼女は今渋谷の専門学校にいるの!)、どんなスランプでも書かなきゃ前に進まない事を話した。その通りなのだ。


真夜中に詩らしきものを書いて、朝消した。くだらなさ過ぎて、もう何を書いたかも覚えていない。感覚で詩を書いてはいけない。


あのカラーの詩は誰を傷つけるものではない。無論、私の心も。「昨日の 翳みを 胸に仕舞って」ただそれだけのために書かれた詩。自己の内省、感覚の表起、limerenceの日記的役割、そして何より書きたいと思う気持ち。そんなところからもう一度始めてみようと思う。今は表現したいと思う。ROTTENLILY、腐っても百合。そんなところから始めたのだから、前と気持ちは変わっていない。