静かに記憶の箱の中に

最近はmixiの日記ばかりを更新していて、本家サイトが放置状態だったので久しぶりにこっちで日記など書いてみることにします。



大学時代の親友のサイトの日記を読んでいた。仕事の事、恋の事、彼女は彼女の生きる道を生きているようだった。
では、私は何をしているのだろう。


気がつけば、時は6月になろうとしている。
早い。早すぎる。
まだ私の頭は、3月くらいで止まっている。


昨日の日記で書いた言葉
「過去はもう、私を捉えようとはせず、静かに記憶の箱の中に収まりつつある。」


もう古い自分はいらない。
最近になってやっと、過去の呪縛から解かれているような気がする。
そして浮かび上がるのは現在の自分自身。
土を掘り、土に埋まった自身を引き上げた。
剥き出しのこころが、冷たい風に凍みていた。
私は何をしているのだろう。


病名を告げられた時の不安に
どこかで内心安心した自分を見つけた。
私はこの病気を抱えて生きていく。
つまづかない。


つまづかない。
大切なものはバッグにしまって、過去の記憶は引き出しの中に入れて、
つまづかないように、そっと歩いていく。


私は何もしていない。


詩はずっと書けずにいる。文章も書けずにいる。でもそれでもいいと思ってる。
なりたい自分には、スグにはなれない。


見慣れない街で、暮らし始めて、若干軌道修正しつつ、歩いていく。


持病と薬と本とipodとお弁当と財布と携帯とココロをバッグにしまって
見慣れない街で、暮らし始めて、若干軌道修正しつつ、歩いていく。
過去はもう、私を捉えようとはせず、静かに記憶の箱の中に収まりつつある。