黒い瞳の国

仕事で疲れ果て帰宅
怒涛のようにkyにぶち切れ、言ってはいけない暴言を吐きまくる。
ああ、やってしまった。
毛布に篭るkyを見て3年前の悪夢を振り返る。
どうしてこんなに鬱病の看病は辛いのだろうか。
しかしmk氏なら笑い飛ばすかもしれないな。
冷静に観察するんです、とか言いそうだ。
今日mk氏は仕事がお休みで一人ぼっちだった。
できるはずなのに、すすまなくて、社長に色々言われていそうで
自信があれば大丈夫なんだけど。
解雇されるんじゃないかというparanoiaでいっぱいになって
耐えられず帰宅した。
ダブルワークはまたさらにトリプルワークになろうとしている
なにぶんお金が無い。
私が苦労することで誰かが楽になるのならそれでいいや
元彼がそれで幸せそうに暮らすんならそれでいいさ、私が苦労して払ってあげる
せめてもの罪滅ぼし

わかっていながら自分を追い込んで
行き先の無いストレスを肌の上でひっかきまわし
お風呂に入っても入ってもストレスがこびりついて離れないんだ
できるならいっそのこと逃げ出してしまいたい。
ここじゃない、どこかへ

鬱の同居人もいない
邪魔する人もいない
阿佐ヶ谷に帰りたい

もうこのままkyがずっと鬱で引きこもり続けるのではないかという不安
絶望
くだらないな、mk氏が聞いたら笑いそう。
ほら、もう思い切って浪費するとか

今の私の苦労は
愛でて嗜んであげればいいんだな

mkさん、捨てないで下さい。
私は頑張ります。
確かに何か、違う何かを身に着けます。
数年後、違う世界にいようとも。

ky、変なこと吐きまくってごめん。
どうかはやく治って欲しい
そろそろ耐えられなくなってきたんだ

黒い煙草に火をつけても消えてしまう
ageha色のドレスを着たジェルネイルの子持ち主婦が襲ってくる悪夢をみた気がする

死んだ晃、最近声が聞こえないよ
助けて
助けて、晃。