「我こそは、僕が彼女に音楽をいっぱい紹介してあげるんだ
彼女はきっとこれを知らない。彼女にはこの音楽がきっと似合うぞ
他の男どもはこんな音楽など知らないだろう?
こんな音楽など教えてくれなかっただろう?
彼女のセンスは僕が作る。彼女のお酒は僕が提供する。
だから彼女は僕だけのために音楽を奏でてくれている。
彼女は美しい。彼女は僕だけのもの」
そう言いながら彼女を唇を撮影するお客もまたミュージシャン
そんなことはお構いなしに彼女はただ日常を歌い続ける
男性陣が提供してくれたビール
彼女と青島で飲んだビールは日常にさっと溶けてしまった
空を飛べない可愛らしいペンギンの類
部屋の延長に描く効果線
二重窓に挟まれた冷気から漏れる隙間風
ぴかぴかフローリングの上で踊るスノードームのお姫様のはなし
また遊びに行こう